終活コラム

vol.105

葬儀の日取りはどのようにして決めるの?

葬儀の日取りは結婚式のように前もって決めることが出来ないものです。また、死は突然に訪れることもありますから、葬儀の日取りについてよく知らないとパニックになってしまう事もあります。それで、どのような日取りで、お通夜、葬儀を執り行えばよいのか事前に知っておくことは非常に助けになります。

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葬儀の日取りは、六曜によって左右されるのか?

私たちの人生において大きなイベントは六曜に沿って行われることが多いです。
たとえば、結婚式の時は仏滅を避けて大安に行いたいというカップルも多いです。では、葬儀の日取りはどうでしょうか?葬儀においても、この中国から由来したといわれている六曜の日程を参考にして日取りを決めることもあります。
しかし、結婚式と違って、事前に日取りを決めることが出来ませんから、六曜に沿うよりも、基本的には御遺体の事や参列者の事を考えて決めるほうが多くなってきています。
ですから、今では仏滅や大安でもお通夜や告別式は行われるようになっています。しかし友引の日は例外となって避けるようになっています。

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なぜ友引の日は避けるのか?

まず友引の意味ですが、「物事に勝敗無し」というのが、本来の意味となっています。しかし、今では漢字から連想される意味として、友を引く、このようなめでたい事が友にも伝わるということで結婚式の日取りでも人気になっています。
しかし、葬儀になると、この友を引くという考え方が、マイナスになってしまいます。
それで、比較的多くの火葬場が友引の日を休みにしています。それで、実質的に友引の日にお葬式を行うことが難しくなっています。

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では何を基準にして葬儀の日取りを決めていくのか?

基本的に故人がなくられた次の日に、お通夜、その次の日に葬儀を行うのが普通になっています。その理由としては、遺体の腐敗を防ぐため、故人がなくなった悲しみを出来るだけ早く参列者と分け合うことが出来るからとされています。
しかし、葬儀を行うには僧侶の日程、火葬場の日程を抑えておく必要があります。それで、順序としては、まず、僧侶の日程、火葬場の日程を抑えてから日程を決めていくことになるでしょう。

今回考えたのは葬儀の日取りに関してでした。葬儀の日取りと六曜のかかわりですが、基本的には御遺体と参列者の事を考えて決定するので、六曜は余り気にしなくなっているとのことでした。
しかし、友引は友を引くというイメージがあることから火葬場も休みで実質的にこの日に葬儀を行うことは難しいと言えるでしょう。
それで、葬儀の日程を決める際には友引を避けつつ、亡くなった日からできるだけ早い日にちで、僧侶の日程と火葬場の日程を抑え決めると言う事を学ぶことが出来ました。

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