お寺の種類について

終活コラム

お寺の種類について


お寺の名前と言うと、「○○寺」が有名ですが、「○○院」や「○○山」と名乗っているお寺もあります、どのも立派なお寺ですが、これらには何か違いがあるのでしょうか?またお寺の建物は、一般的に和風なものが多く見られますが、お寺を建てる際には、どのような決まりがあるのでしょうか?

「○○寺」と「○○院」の違いってあるの?

お寺には、○○寺、○○院、○○山(寺号、院号、山号と呼ばれています)と呼ぶ場所がそれぞれ存在します。これらにはどのような違いがあるのかと言うと、お寺の正式名称は、○○山○○寺○○院と言う場所が多いです。

全てのお寺にこれらすべての寺号、院号、山号があるわけではありません。日本にあるお寺では、正式名称で呼ばれているお寺は、ほとんどなく、3つのうちのどれかの号で短縮されて呼ばれることが、ほとんどなのです。これらに各の違いがあるのかと言うと、決してそうではないようです。3つの他にも、庵や坊と呼ばれるお寺がありますが、これらもそのお寺の価値を表しているわけはありません。

山号は、そのお寺がある山の名前を指していることが多く、また○○寺と言うのは、そこの建立者が名づけることが多いそうです。また、その寺の中にある1つとして、○○院という建物があるようですので、院(庵や坊もそうです)は、お寺の中にある建物と考えるのです。つまり、○○山にある、○○寺の○○院(庵、坊)と言うのが、簡易的な説明になります。寺でも院でも、中身に変わりはありません。

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お寺にも洋風があるって本当?

お寺と言うと、純和風の建物を想像してしまいがちですが、そればかりではありません。
有名なところですと、築地本願寺や、東京都墨田区にある圓通寺は、洋風のお寺になっています。

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お寺と言うと、仏教なので、洋風なイメージとはかけ離れてしまいがちです。お寺の建物自体は、和風な造りですが、お寺の敷地内に、洋風の建物が建設されているというのも珍しくはありません。
では、なぜ和風と洋風のお寺が存在するのでしょうか?お寺を建てる際、必ずしも和風にしなくてはいけないという決まりはないようです。設計士の方の意図と、お寺側の意図が合えば、洋風のお寺を建築しても問題はないようです。

築地本願寺の場合ですと、洋風と言うよりもインド風と言った方がしっくりくると思います、インドと言うと仏教が誕生した場所です、それらの考えから、伊藤忠太さんという建築家が築地本願寺を作りました。また、同じ宗派ですが、兵庫県にある本願寺神戸別院も同じくインドの仏教様式のモダンなデザインのお寺として有名です。お寺と言うよりも、一見お城というイメージを持つ人も多いと思います。

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圓通寺の場合ですと、1900年に施行されました。原尚氏の設計によるもので、コンクリートによる石窟寺院をイメージして建てられたようです。外観は、洋風のお寺でも、中には、しっかりと和室の部屋があるお寺ばかりです。お寺は、法事などに利用されることが多いですから、その際は、和式の部屋の方が利用しやすいのです。

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あまりインドのお寺と言うと馴染がない人から見たら、洋風のお寺としか見えないと思いますが、和風、洋風と分けるのではなく、洋風と言うのは、仏教が誕生したインドのお寺をイメージして造られていることが多いのです。