お墓の移動(改葬)ってどうすればいいの?

終活コラム

お墓の移動(改葬)ってどうすればいいの?


皆さんのお墓は、どこにありますか?

近所にある人・地方の実家にある人など様々かと思います。 では、自宅から遠い方は最後にお墓参りに行ったのはいつですか? 半年に一回行っている人もいるかと思います。 また中々行けず、何年かに一回の方もいるかと思います。 ここ数年、「お墓が遠く、お墓参りに行くのが大変になった」「年齢的にも長時間の行動が大変になった」などの理由でお墓を自宅近くに移動する方が増えています。

お墓を移動する場合どうすればいいの?

いざ、お墓を移動しょうと思った場合、「改葬許可書」が必要になります。 改葬って何と思われた人もいますよね。 改葬とは「お墓の引っ越し」「移転」などで別のお墓に移すことをいいます。 まず新しい墓地や霊園の管理者から「墓地使用許可書」または「受入証明書」を発行してもらいます。 次に現在のお墓がある市町村の窓口へ「改装許可申請書」を受け取り、必要事項を記入します。

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※この時、埋葬されている遺骨の氏名・死亡時の住所・本籍地・死亡年月日などが必要になるので戸籍謄本などで調べておいた方が良いですね。

「改葬許可申請書」「埋葬・埋葬証明書」「墓地使用許可証」を、現在のお墓のある市町村の窓口に提出され、受理されれば1週間位で「改葬許可証」が発行されます。 これで公的にお墓の引越し・移転が認められたことになります。 この手続きをせずに無許可で改葬をしてしまうと罰則の対象となる場合もあるので、必ず届け出るように注意して下さいね。 また申請先の役所ごとに手続きが異なる場合もあり煩雑に感じる方もいるかと思います・・。 この改装許可申請などの手続きを代行してくれる業者さんもいるので、お願いしてみるのも良いかと思います。

お墓の移動っていくらかかるの?

手順は理解出来たけど、お墓の移動にはいくらかかるのか・・大事なところですよね・・ 総額の平均額は約200万円から300万円といわれています。 また寺院によっては高額な「離壇料」を請求され、思わぬトラブルに発展する場合がありますので、よく確認してくださいね。

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お墓の移動(引っ越し)にかかる料金

①離壇料(寺院の檀家をやめる際に支払う料金 支払先:僧侶)
明確な金額が定まっていない場合が多く、今までの寺院との付き合いや地域によって変わるようです。
②墓石の解体撤去費用(支払先:石材店)
業者や工事日数にもよりますが、最低でも30万位はかかるようです・・。
③墓石の運搬費用(新しい墓地で前の墓石を使用する場合/支払先:石材店と運送会社)
墓石を積み込む作業も発生するので、撤去を依頼する石材店から運搬会社へ依頼した方が対応もスムーズに済み、料金も安くなるようです。
④新しいお墓の費用(永代使用料+墓石工事一式/支払先:石材店と墓地管理者)
費用の中で一番料金がかかるのが新しいお墓で必要な「永代使用料」と「墓石工事費一式」です・・ そう、またお墓を購入する場合は墓石費用と永代使用料がかるのです・・。 また墓石代を支払うのか・・と思いますよね・・ 前の墓地で使用していた墓石を再利用すれば、安く済むのではと思う方もいますよね。 私もそう思いましたが、違うようです。 移転先によっては、墓石のバラシ作業と運搬費や工賃などが新規で墓石を建て直すより料金が掛かってしまう場合があるようです。 また石種によっては、バラシ作業中に石碑を傷めてしまう場合もあるようです。 もしどうしても昔からの墓石を使用したい場合は、業者さんとよく相談して確認して下さいね。
⑤供養・法要の費用(閉眼法要・開眼法要)
※閉眼法要が離壇料に含まれていることがありますので、各寺院に確認してみてください。

負担にならないお墓の選択を

簡単にまとめましたが、お墓を移動するにも安いとは言えない費用がかかります。 お墓の移動をする場合、従来のお墓にするのか、今、人気の納骨堂や樹木葬にするのか、また別の新しいお墓にするのかによってお墓の改葬費に大きく差が出るということですね・・。 せっかくいつでもお墓参りに行けるよう身近にお墓を移動するのですし、負担にならないお墓の移動をして下さいね。