終活コラム

vol.58

終活って何をするの?

「終活」という言葉は、勿論みなさん知っているかと思います。 でも何歳から始めればいいのでしょうか? 何からやればいいのでしょうか? 色々、疑問はあるかと思います。 今回は「終活」についてご紹介しますね。

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「終活」はいつからやる?

さて皆さんは一体、「終活」をいつから意識し活動し始めているんですかね? 色々調べてみると、1位は・・70代からだそうです。 その次に多いのが60代からです。 早い人では、子供が成人したらという人もいるそうです・・。 皆さん、何かきっかけがあるのか調べてみると・・ 70代60代の方が活動を始めるきっかけが「配偶者がいなくなったから」なんだとか・・ 同じ時間を長年、過ごしてきたパートナーがいなくなると、自分のことを任せられる人がいないことを改めて気づかされ、行動に移すきっかけになる人が多いようです。

30代の独女も「終活?!」

ちなみに・・アラサーから「終活」を始める女性が増えているのを知っていましたか? 30代で?!と驚いた方もいると思います。 私も驚きました・・・。 記事によると、「2011年の震災以来、多くの人が「明日のことは不確定だ」ということを身を持って知り、特に一人暮らしの女性であれば、いざというときに自分の身の回りのことを誰かに残しておく必要があると考える人が増えた」そうです。 ただ30代の方はエンディングノートの使い方が少し違うそうで・・ 「死後」のことだけを考えるのではなく、今日から「命」が途切れるまで何をいつまでにしたいのかなど、今後のライフデザインを考えるものでもあるそうです。 30代は色々迷う方も多いと思います。 女性には結婚・出産・育児・家事と仕事以外にも選択肢はたくさんあります。 自分の人生をより楽しくすることは何なのか、見つめ直すいい時間になりそうですね。

「終活」への意識の違い

男性と女性とでは、終活の意識が違うそうです。 男性は「終活」が必要と感じているかというと、半数以下の人しか必要としか感じでいなく、女性は6割以上の方が必要と感じているようです。 これは女性の方が平均寿命が長いためではないかと記事にはありましたが、男性は見送ってくれる人達がいるから、やっぱり安心しちゃうんですかね?

 終活時にまずやるのは「エンディングノート」

エンディングノートを書く際、皆さん誰と書きますか? 自分だけで考えて書くものではないの?と思われた方もいるかと思います。 自分1人も良いと思います。 でもエンディングノートを書く際は、お子様と一緒に書く時間を設ける事も良いみたいですよ。 あるTVの特集で、お子様とエンディングノートに書く内容についてのやりとりが取り上げられていました。 そこでは「延命治療はしてほしいか」「臓器提供はされるか」「お葬式には誰を呼んで欲しいか」など意思疎通出来なくなった後のことについても、細かくお子様と話していました。書き終わった後、二人でエンディングノートを完成させて良かったと話しておりました。 といのも、改めて親が最期、どうしたいのか、どんなことを考えていたのかを知るきっかけにもなり、家族の絆をより感じられ、本人自身も「一人ではないんだ。見送ってくれる人がいる」と改めて気づかされ、お互いにとって最良の「最期」を迎えられるそうです。 中々、親に最期について、どうしたいのかなんて聞く機会ないですから、子供も緊張しますね・・ でも送る側も本人の納得いく形で見送りたいという気持ちがあるかと思いますので、ぜひお子様に声をかけてみて下さいね。 またパートナーがいる人は「エンディングノートを作成してほしい」とお互いに思っている人が大半だったようです。

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エンディングノートの次は・・

ノートを完成させたら、次は「身辺整理」です。 物の整理もそうですが、預金など金銭的な事は、もう一度確認し誰が相続するのか、また借入はないか確認しておいた方が良いですね。 死後に残された人のことを考えて負担を少しでも減らしておいた方がいいですしね。 また人生を楽しく過ごすには「人との交流を増やす」ことが何よりも楽しく生きるための活動だそうです。 この機会に旧友に連絡を取ってみるのも良いかもしれないですね。 終活は「良い人生だった」と思って、いつでも旅立てるように準備することでもあり、残りの半生を有意義に過ごすためのものでもあります。 日々、不安を感じて最期を待つより、いかに穏やかな気持ちで迎えられるか。 一人では難しいかもしれませんが、パートナーと友人とご家族と一緒に終活を始めるといいかもしれませんね。

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