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終活コラム

vol.77

エンディングノートの活用から終活を始めてみてはいかがでしょうか?

終活とは生前のうちに自身のための葬儀や墓などの準備や、残された者に迷惑がかからぬよう生前整理です。

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残された者が自身の財産の相続を円滑に進められるための計画を立てておくことなどが挙げられます。
立つ鳥跡を濁さずという事かもしれませんが、近年この終活という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。少子高齢化や核家族化という社会の変化もあり、最近のトレンドになっています。終活の市場規模は年々拡大傾向にあり、現在の日本では数少ない成長が見込まれている分野となっています。

終活においてまずすべきこととして、自分でできるだけのことは生前に整理しておき、残された少数の者に任せることは最小限にしておく事が挙げられると思います。ただし、漠然とそれが必要とわかっていても、具体的に何から始めればいいのか、何を決めておけばいいのか見当もつかないのではないでしょうか。

そんな方にお勧めの手段として、エンディングノートがあります。同名の映画の影響もあり、幾分認知されるようになったのかもしれませんが、現状ではまだ何か知らないという方も多いのではと思います。一言でいうと、自分の人生の記録や、残された人に伝えたい情報を書き記した冊子のことです。エンディングノートは遺言書などとは違い法的効力は持ちませんが、その分安価で気軽に作成することが出来ます。

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エンディングノートを作成することのメリットとして

  1. ①自分に万一の事があっても家族が困らない。
  2. ②情報をまとめることで日常生活にも活用できる。
  3. ③なかなか口にできない本音を愛情を伝えることが出来る。
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などがあります。万が一の事態が起きたときにも、日常生活にも活用できる便利なノートとして活用できます。 エンディングノートは、さまざまな書式がありますがインターネットで無料でダウンロードすることも可能です。作成者によって内容に違いはありますが、大まかな構成は、自分についての経歴などの情報や親族・関係者などの情報、医療や介護に関しての意向や希望、資産についての情報、葬式やお墓に関しての予算や宗派などの意向や希望、遺言的な内容、残された人へのメッセージやパソコンやインターネット上の情報についてなどとなっています。どの項目も一般的に終活の内容として必ずといっていいほど挙げられるものとなっています。

エンディングノートを記載しながら、具体的な考えをまとめていくだけでも立派な終活と言えるのではないでしょうか。 何が起こるかわからないのが人生です。何かのきっかけで、周りの方にご自身の意思を伝えることが出来なくなるなどという事が、起こらないとも限らないと思います。終活の第一歩としてエンディングノートを書かれてみてはいかがでしょうか。

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