終活コラム

vol.30

お墓っていくらかかるの?~お墓の費用について~

お墓の購入はいくらかかる?

皆さんは、お墓を購入する場合いくら位かかると思いますか? 住宅費や養育費などのように普段、接する機会が多いわけではないので想像付きにくいですよね・・ 一体、いくら位費用を準備しておけばいいのでしょうか?

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お墓にも色々種類がありますが、まずは従来のお墓の場合を調べてみましょう。 従来のような墓石のお墓の場合、なんと・・約200万ほどかかります。 一体、何にそんなかかるの?と思いますよね。 内訳を調べてみましょう。

お墓の購入費の内訳

【お墓購入でかかる費用】

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※ローンでの支払いも可能です。

①墓石工事費(支払先:石材店/ほぼ石材の種類で費用は決定します)
1)「墓石代+外柵・納骨室+施工費」が含まれ、石の種類や使用量によって値段は大きく幅があります。 一般的に国産より外国産石材の方が安い傾向にあります。 石材の種類は白系の石→色のある石→黒系の石の順に高くなるようです。 他に今、人気の「デザイン墓地」 故人の個性が表現されていて、とても良いと思いますが、デザイン墓地にする場合は「墓石の加工費」がプラスされます。 手の込んだ細かい加工の多いデザインほど手間賃がかかりますので要注意ですよ。
2)彫刻費用 石材の種類・彫刻方法・彫りの深さと削る量によって料金が変わります。 硬い石ほど削る時間や職人の技量が必要なため料金が高くなり、また彫りが深く削る量が増えれば料金は上がります。
②永代使用料(支払先:お寺や霊園)
永代使用料という言葉、初めて聞く人もいるかもしれませんね。 永代使用料とは、自分が墓石を建てる為に使用出来る一区画の土地を「永代に渡って借りて使用する権利」に対して支払う費用です。 「借りる権利なの?」と疑問に思った人もいるかもしれません。 そう・・家を購入するのと違い墓地に関しては「買う」のではなく、お寺や霊園から墓地を「借りる」のです。 この墓地の使用権利料、いくらかかると思いますか? 区画の面積や場所によりますが、最低でも50万位はかかるそうです・・
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※約1.2㎡の面積で算出したもの。 永代に渡って使用出来ますが、これが高いと思うか安いと思うかは人それぞれかと思います・・。また永代使用料は墓じまいした場合でも戻ってきません。

③管理費(支払先:お寺や霊園)
最後に共用部分のメンテナンス等に充てる費用として、年間数千円から数万円かかります。 未納が続くと永代使用権が取り消しになる場合もあるので、長年支払いをしていくものですし、たかが数千円と思わず、きちんと把握しておきたいですね。

お墓購入後にかかる費用って・・

①追加彫刻代
追加彫刻は1人当たり約5万円前後と言われています。
②磨き直し
2種類方法があり墓石の状態によりますが、1つ目は現場でクリ-ニングを行う場合は全体で10万円弱かかるといわれています。 2つ目は墓石を取り外し、工場に持ち帰り墓石を再度研磨する方法です。こちらは20~30万円前後かかるといわれています。
③入檀料
これはお寺によって墓地の使用料に含まれている場合と別途納める場合もありますので、従来のお墓を持つ方は、どの位かかるのかよく確認してくださいね。

今回は従来のお墓を購入した場合の金額を調べてみましたが、事前に準備をしていないと購入出来る金額ではないですね・・。 今は従来のお墓以外にも色々な納骨堂や樹木葬や永代供養墓など、色々なお墓が出てきているので、次回は新しい納骨方法の費用面について調査しますね。

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