終活コラム

vol.138

エンディングノートを作る

最近、人生の終わりを綺麗に迎えるために、さまざまな準備をする方が増えています。

たとえば、生前に、お葬式、またお墓のことなどを考えておいたり、またさらには自分の財産や、相続についてもきちんとしておくということなどがあります。これは、死ぬ直前にすべて準備をするのは、非常に大変で、手間暇がかかります。また、死ぬ間際まで準備をしていないとなると、すべてのことを家族に任せなければいけなくなります。このため、家族に迷惑をかけてしまうことがありますので、早めに準備をしておくのが理想であるとされているのです。

終活の一例として、今行っている人が多いもので、「エンディングノートを書く」ということがあります。 エンディングノートとは、自分の貴重品に関する情報だったり、また自分の生年月日や必要な情報などをきちんと記しておくというものになります。そのほかにも、保険の情報だったり、希望する延命治療のこと、またお墓やお葬式についてのことなど、こういったことも書いたりします。こういったエンディングノートというものは、気楽に書くべきものであり、形式はありませんし、自由となります。このため、各場合には、それほど気負って書く必要はありません。 また、どういった項目を書けばいいのか迷ってしまう場合には、最近では、もしもの時に備えてきちんとひとまとめにできるノートが販売されています。項目に沿って書けば、必要事項が書くことができます。

銀行口座、クレジットカードの暗証番号、パソコンやスマートフォンの暗証番号など本人でなくてはわからないものなどは、後に家族が解約する際に困らないよう、きちんとメモにしておくとよいですね。また、最後の時や葬儀の際に連絡してほしい友人などの連絡先も書いておくのもいいでしょう。

エンディングノートは家族に残すだけではなく、おつきあいをしている方たちの冠婚葬祭のメモ代わりにもなり大変便利です。是非気軽に書き始めてみてください。

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