終活コラム
vol.149
遺品整理の時期や仕方を紹介!生前から終活する方法
亡くなった家族の遺品整理に悩んでいる遺族の方は、多いでしょう。
特に、思い出の品の保管や処分にどうしたら良いのか困っているのなら、今回紹介をする遺産整理の時期と仕方を参考にしてみましょう。遺族が処分するのは気持ちの問題でつらいのなら、業者に依頼をして負担を減らすこともできます。また、本人が生前から終活の一環として、遺産整理する方法もあるので検討をしましょう。
遺産整理をする時期は賃貸か自宅かで異なる!
遺産整理をする時期は、故人が賃貸アパートや賃貸マンション住まいなのか、それとも故人が所有する自宅か家族所有の自宅などによって異なります。
賃貸の場合は、故人が亡くなると契約も終了するので時期が早くなります。慌ただしいですが、残された遺族は契約終了までの時期に、遺産整理をしなくてはいけません。賃貸では1ヶ月や2週間で契約を更新するので、この時期の範囲内に遺品整理をするのは大変になります。また、故人が所有する自宅の場合では、自宅を相続する人が決まるまで遺品は相続対象になるので捨てません。家族所有の自宅の場合は、親戚が故人を法要に訪れる49日までには遺品整理をして、墓前で報告をするようにします。
遺品整理の仕方は財産か物品で判断!
故人が残した多くの遺品には、資産価値がある財産もあれば、まったく価値がなさそうな物品もあります。財産には、不動産や金銭が挙げられます。
こちらは、遺産相続との関係から相続人や他の家族の了解を得ていないのに勝手に処分をすると、トラブルの原因になります。そのため、財産には手をつけずに他の物品の遺品整理だけを優先しましょう。物品も故人の思い出や大切にしていたなどの理由から、なかなか思い切って捨てることができない遺族も多いです。ただし、物品は残していても、ゴミ問題になり困るケースがほとんどです。そのために、物品はリサイクルや買取業者に任せて回収か売却します。
終活のために遺産整理は生前から!
故人になった自分の遺品を巡って、家族が思い出の品の前で捨てられない気持ちで呆然とするのを心配することはありませんか?
それならば、亡くなる前に本人のあなたが終活をしてみましょう。自分の遺産整理は生前からするのです。そこには、長年使っていない物や、思い出の品で誰かにあげたい物もあるでしょう。死後も家族が笑顔でいるためには、生前から配慮をして、家族が遺品の前で困らないようにして終活としていきましょう。