終活コラム

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生前に準備するのは当たり前?!「遺影の準備」

もう「遺影」の準備をされている方はいますか? ここ数年、生前に準備する「遺影撮影会」が人気になっているそうですよ。

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自分らしさを求める「遺影」

親族が亡くなると、遺族はお葬式の準備をしないといけませんが、その中で遺影用の写真を探さないといけません。 昔の遺影は、モノクロだったり小さく写っている写真を無理やり拡大して使用していたので、ピンボケしている写真が多くありました。 しかしここ数年、「より故人らしさを重視した遺影をつくりたい」「自分らしい姿を飾りたい」と思う人が増え、事前に準備している人が年々増えているそうです。 でも背景は白で、礼服で撮影・・ではありません! 現在の遺影撮影は「自分らしさ」を求めている人が多いため、カジュアルな出来上がりになるようで、例えば、大好きなペットと一緒に撮影したり、好きな風景を背景に撮影したりと多種多様で、畏まった撮影現場ではなく、自分の好きなものに囲まれての撮影なので皆さん生き生きとした写真が残せるということで人気がでているようです。 また額縁やフレームも依然は漆塗りの黒が一般的でしたが、最近はカラフル調の物やメタル仕様の物など、種類が豊富になっています。 撮影を依頼する場合、業者さんにもよりますが、大体1万円~2万円弱で依頼することが可能のようです。 またオプションとしてヘアメイクやスタイリング、ポーズのアドバイスなどしてくれるところもあるようなので、モデルになった気分で楽しめるそうです。 プロの方にアシストしてもらえるのは、心強いですねっ。

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大事な保管場所

写真をとって、データを保存して、後は時が来たら、この写真を飾ってもらう。 ・・・と準備万端かと思われますが、ここで注意が必要です。 残された人に使用してもらうために、きちんと保管場所を教えておかないといけません。 またデータ保存しパスワードがあるのならば、何かに記しておかないといけません。 せっかく自分の納得いく写真が残せたとしても、残された人達が知らないのでは、意味がなくなってしまいます。 こういったケースも実際、起きているようなので(後で知ったなど・・)気をつけて下さいね。 また心配であれば、遺影を預かるサービスをしている業者さんもいるようなので、活用してみるのもいいかもしれませんね。

後世にまで残る「遺影」

遺影は、お通夜・葬儀・告別式などに飾られます。 そのため参列者全員の目に触れることになり、心に残るあなたの最後の姿でもあります。 その後も仏間に遺影を飾ったり、居間に置いたりと身近に置いている方が大半かと思います。 遺影は、葬儀の時だけでなく後世にまで残る大切な1枚でもあり、残された人達が故人を思い出すツールの1つでもあります。 遺影を生前に残すことに抵抗がある人もいるかもしれません。 当たり前です。 誰だって自分の人生の最後なんて考えなくて済むのならば考えたくありません。 でも必ずいつか人生の最後は訪れます。 残された人達のためにも事前に準備することは「思いやり」のひとつになるかもしれません。 最初は写真を撮るのが恥ずかしかったりするかもしれませんが、夫婦一緒に記念撮影から体験出来るサービスもあるようなので、この機会に体験してみるのも良いかもしれないですね。

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