終活コラム

vol.8

お葬式の種類って?

最近、驚くことを知りました・・ 皆さん、お葬式をしない人が都市部を中心に増えているのを知っていましたか? お墓を持つ人が減っているのは知っていましたが、お葬式をしない人も増えているとは知りませんでした・・なぜお葬式をしないんでしょうか? お葬式にもお墓のように種類があるようですが、知っていましたか?

今回は「お葬式」について調べてみましょう。

お葬式にも色々種類があるようで、10種類ほど紹介します。

種類は大きく分けて「一般葬」「家族葬」「火葬式」「一日葬」の4つに分けられようで・・ 「一般葬」「家族葬」は、通夜・葬儀・告別式・火葬という流れで進む一般的な葬儀で、「火葬葬」「一日葬」は簡略化した葬式と分けられるようです。

1.一般葬:故人を知る人達とともに見送る葬儀
遺族・親族以外の親しい方や職場関係者にも会葬してもらう従来型のお葬式は、家族葬より費用負担が少なくて済む場合もある。
2.家族葬・密葬:遺族・身内だけで見送る葬儀
  • 家族葬:家族(遺族)のみで行う葬儀で、親戚やごく親しい方なども加えた小規模・少人数で営む葬儀のこと。
  • 密葬:本葬とセットで行う葬儀で遺族・親族を中心に故人をよく知る人だけが内々に集い、広く告知することなく密やかに行う葬儀のこと。
3.一日葬・直葬:簡素・簡略にお別れをする葬儀
  • 一日葬:通常は前日に通夜の法要をし、翌日に葬式・告別式と2日にわたって執り行われる葬儀を通夜法要なしで1日で火葬まで済ませる葬儀のこと。
  • 直葬(炉前式・火葬式ともいう):通夜も葬儀・告別式も行わず、死後のご遺体を直接火葬場へ運び、火葬・拾骨して終える葬送法。
4.自由葬
故人の死を悼む遺族・近親者・友人などの想いを反映した自由なスタイル・演出で構成し行うオーダーメイドの葬儀のこと。
5.自然葬
海や川・山・宇宙などに散骨を行って自然にかえす葬儀のこと。 通常の葬儀を行ってから、遺骨の一部を簡単な儀式と共に散骨することが増えているようですよ。
6.生前葬
本人が生きているうちに行う葬儀で、お世話になった人に自分で直接お別れを言うことが可能。自分自身の葬儀をあらかじめ行っておくもので、自分がまだ生きているうちに「自分の言葉で感謝の気持ちを述べたい」「自分の決めた内容で葬儀を行いたい」という気持ちから行われようです。
7.宇宙葬
2000年代に入ってから徐々に注目されてきた葬儀で、火葬を終えた後の遺灰をカプセルに入れ、ロケットで宇宙に打ち上げます。ほとんど海外で行われていますが、日本にも提携会社があるのでサービスを受けることは可能のようです。
8.社葬
会社の経営者・役員が亡くなった時、業務中の事故などで殉職した社員の時などに会社が主催して行う葬儀のこと。
9.合同葬
企業が遺族と共同で行う葬儀で社葬の一種として扱われることが多いようです。葬儀費用は双方が話し合いの上で決定し負担します。
10.市民葬・区民葬
自治体が葬儀社と特約を結び、低価格で出来る葬儀のこと。亡くなった方か喪主がその自治体に住んでいれば、誰でも利用可能です。(全国の自治体で行われているわけではないようです)

葬儀に10種類も種類があるのにも驚きましたが、自分が生きている内に行う葬儀もあるのですね・・。複雑な気持ちになりますが、私も生前に感謝の気持ちは伝えたいですね。

そして一番の疑問だった、お葬式をしない人の増加理由。

それは・・お葬式にお金をかけたくないという思いと同時に、家族や知り合いに迷惑をかけたくないという気持ちが影響しているようです・・。
「家族に迷惑をかけたくない」という気持ちも分かります。
でも・・残された人達は、どう思うのですかね?

大切な人の旅立ちを見送るのは辛いです。
最後の別れなんて出来たら考えたくないです。
でもお葬式は故人のためだけではなく、残された人が大切な人の「死」と向き合い、受け入れるための大切な儀式でもあると思います。
家庭の事情等あると思いますが、後々みんなが後悔しないためにも一人で考えず、相談し合い「あなたらしい」お葬式をしていただければ良いなと私は思います。

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