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終活コラム

vol.95

お墓の形式はメリット・デメリットを考えながらライフスタイルに合わせて!

お墓をどうするか、現在はいろいろな選択肢があります。先祖から檀家として菩提寺が決まっている場合などは、あまり悩むことはないかも知れませんが、都会で暮らす人々にとっては、檀家や宗派とは無縁の人がほとんどではないかと思います。ではどういうお墓にするのがいいのか、代表的なお墓の形式である、寺院墓地、納骨堂、霊園についてメリットやデメリットを考えてみましょう。

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まず寺院墓地ですが、お寺の敷地内に墓地があって、古くからある最も一般的な形です。葬儀会社にもお寺にも長い経験の蓄積があるので、スムーズで不安のない形式と言えます。お寺が管理しているので供養などがきちんとしてもらえるという安心感がありますね。一方で一番費用がかかる形式でもあります。特に新しくお墓を建てる場合など、土地使用料、墓石台、加工費などかなりの出費になります。檀家となって長く付き合う場合はさらに費用をみておかなければなりません。

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納骨堂は、屋外ではなく建物の中に納骨するものです。ロッカー式、棚式、墓式などの種類があります。通常、宗派が問われることはありませんので、都会暮らしなどで特定の宗派を持たない、あるいは縛られたくない人に適していると言えます。普通は交通便利なところにあることも多いので、遺族がお参りするにも便利ですね。雨が降った日でも炎天下でも安心です。墓石が風雨で傷んだりすることもないので、管理も楽ですね。費用も寺院墓地などに比べると非常に経済的です。ちょっと無味乾燥でお墓らしくないと感じる人がいるかも知れませんが、形式的なことにこだわらないなら有力な選択肢になります。

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霊園は、寺院が管理しないお墓です。民営のものと公営のものがあります。納骨堂と同様に宗派に縛られることはありませんが、お墓は屋外なので雰囲気はよく、公園のように整備されているところも多くあります。開放的で遺族がお参りしやすい雰囲気ですね。費用は寺院墓地と納骨堂に中間とみておくのがいいでしょう。特に公営の場合は、安くなる確率が高いですが、空きがなくて容易には入れないことが多いでしょう。民営の場合は業者によっていろいろ、条件や費用を比較しながら選ばなければなりません。

お墓の形式によってそれぞれメリット、デメリットがありますが、基本は自分の(亡くなった後も含めた)ライフスタイルや宗教観によって、どれが最適か決めるのがいいでしょう。自分がどのように葬られて供養されたいのか、生きている間に考えておく必要があります。 本人がなくなった後、遺族がどういう形式の墓にするか迷うこともあります。お墓は死者を弔うものですが、生きている遺族のためのものでもあります。ある程度の年齢になったら、家族と相談して生前に自分の意志をはっきりさせていくのがいいでしょう。

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