浄土真宗本願寺派
順照寺
じゅんしょうじ
- 宗派
- 浄土真宗本願寺派
- 所在地
- 京都府京都市北区小山初音町62
順照寺の歴史
大永3年(1523)に鳥丸錦小路南箏町に釋了善(出生不詳)の開基で、本願寺末派一向専修道場(土車ノ庄道場)として創建された。
了善は本願寺實如上人(第9世)の弟子で實如上人御染筆御裏書の御本尊を守護していたが、大永6年4月23日に了善が往生し、その後は無住のまま文禄の乱で道場退転に及ぶ。
いかなる御縁か、この御本尊を新町錦小路上、壺屋又兵衛(林理才羅山の祖父)方にて守護されていた。
慶長5年9月13日、豊臣秀頼の近臣で伊勢桑名にて七千石を領した水谷右衛門尉宗親は関ケ原の合戦で討死したが、その遺子の了意(11才)は水谷家の用達であった壺屋又兵衛に養育され伏見三栖ノ里の真宗道場で准如上人(第12世)の弟子となる。
慶長14年錦小路烏丸東の壺屋又兵衛の隠居所に、林道春(林羅山の父)の志願により一寺を建立して、了意を初代住持に迎えた。
当時に次の様な記録が残っている。「公儀表ノ義ハ往古大永年中ノ古跡再興ノ振合オ以ッテ御届仕来二及ブ事」とあるが、当時は新寺建立(特に浄土真宗)は大変困難な時代で、壺屋又兵衛寄贈の御本尊の由緒をもって再興が許可され、准如上人より「順照寺」の寺号と「木佛」を賜り今日に至っている。
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