日蓮宗
栄林寺
えいりんじ
栄林寺の歴史
栄林寺は江戸時代のはじめのころ慶安元年(1648年)、日賢上人により創建された日蓮宗のお寺です。とくに、本堂に安置しています子安鬼子母神は安産、子育ての神様として多くの人々の信仰を集めております。当時は祈祷道場として、安産、子育祈願を行い、その時に出すお礼の版木には、子安鬼子母神様の子供を抱いたお姿が今でもはっきりと残っており、今以上に子育てが大変であったことが思い起こされます。
江戸時代中頃には、日蓮門下の不動不施派の締め付けが厳しくなり、関東の寺院も弾圧され、衣笠大妙寺(現在の大明寺)の第31世日照上人と弟子日上と弟子日受上人が隠居に出られ、栄林寺の中興開山となり現代に至っておりますが、その名残として、お寺としては珍しく檀家を持たずに信徒だけでお寺の維持運営をしています。 現住職は第12代目です。
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