曹洞宗
長福寺
ちょうふくじ
サブスクのお墓
- 宗派
- 曹洞宗
- 所在地
- 埼玉県川越市鯨井1142
長福寺の歴史
長福寺は、永享元年(1429)に天下の動乱をさけ河越下犬竹の地に草庵を結び民衆を教化した澤文善光和尚により開創された。
善光和尚歿後、永享8年(1436)雲崗俊徳禅師が伊勢の国より来りこの草庵に住して仏道を説き多くの帰依者を得た。
特に川越城を築いた太田道灌公は禅師を参禅の師と仰ぎ禅師に就いて出家し道灌と号した。
禅師は、寺を完備し吉祥山長福寺と名付け自ら開山となる。
時の開基は足利6代将軍義教公と思われる。
寺伝では永享12年(1440)の頃義教公より寺領85石のご朱印を賜ったと伝えられている。
文明7年(1476)兵乱に会い寺は消失。
二世鶴峰和尚の頃甲斐の武田との戦いに敗れた駿河国蒲原城主北条幻庵の子新三郎綱重公・家臣の鎮目鹿之助の菩提を弔うため鹿之助子鎮目下総守安経が主君を開基に父を副開基として長福寺を再興し後鯨井に移り隆盛をなす。
江戸時代には末寺12ヶ寺を持ち繁栄した。
現在末寺は2ヶ寺である。明治11年10月火災により堂宇等一切を消失。
明治35年に仮本堂建立。今年で580年の歴史豊かな古刹長福寺である。
交通アクセス
最寄駅
東武東上線「霞ヶ関駅」北口より徒歩20分
お車でお越しのお客様
「川越IC」より車で20分