曹洞宗
慶福寺
けいふくじ
慶福寺の歴史
慶福寺は埼玉県深谷市にある釈迦牟尼仏を御本尊とする曹洞宗の寺院です。正保2年(1645)源勝院 第四世 龍蟠義白禅師が開創し、
現在までに215代を数えます。
当寺は良寛禅師の誌友、当山 第15世 大忍魯仙和尚住職の寺です。
この和尚は、良寛禅師の生地、現新潟県出雲崎に生まれ、七歳で同川西村雙善寺にて出家をしました。後に宇治の興聖寺修業時代に良寛禅師との親交を深めたとされています。そして修行行脚を重ねる途中、縁あって武州矢島村慶福寺の住職となりました。
病身のためか里恋がつのり帰京の途中、文化八年三月、出雲崎川西村雙善衆寮にて遷化されました。時に31歳でした。
慶福寺の住職歴は短いですが、境内の世代墓地に墓碑があります。
また、当寺には寺宝として魚籃観世音菩薩が存在します。この菩薩は、岡部藩安部摂津守元峯公の奥方の守り本尊で、元禄年中に主摂津守の
武運長久を祈り、境内地の観音堂に奉納されました。
現在も観音菩薩は現存しますが観音堂は破損甚だしく明治年間に取り崩され、コンクリートで観音堂跡のみを留めて居ります。
交通アクセス
最寄駅
JR高崎線『岡部駅』より徒歩43分
JR高崎線『深谷駅』より徒歩55分
バス
境シャトルバス(境島村北公園-島村蚕のふるさと公園)『立作』バス停より徒歩40分
境シャトルバス(境島村北公園-島村蚕のふるさと公園)『上武大橋南』バス停より徒歩43分
境シャトルバス(境島村北公園-島村蚕のふるさと公園)『平塚新田』バス停より徒歩44分
お車でお越しのお客様
関越自動車道『花園IC』より27分