曹洞宗
無量寺
むりょうじ
- 宗派
- 曹洞宗
- 所在地
- 埼玉県羽生市喜右エ門新田1395
無量寺の歴史
本寺の創建は、天正年間(一五八〇年)と伝えられ、越後の武将「上杉謙信公」の旧臣で、故あって現在地に土着した斎藤民部少輔盛秋の長男、内左衛門を開基とする。同家は、旧今泉村の名主をつとめた他、新田の開発などに当り、弟が開いた三田ヶ谷の「喜右衛門新田」は現在でも市内の町名として残っている。 旧幕時代は、寺領二十石六斗を領し、三代将軍家光公から十五代将軍慶喜公に至るまでの御朱印状(羽生市指定文化財)が現存されており、寺格の高さを示している。なお、本寺は山号を鷲泉山と称しているが、親寺の大鷲山源長寺と、本寺の所在地名「今泉」の各一字を取り入れたもので、昭和五四年四月に再築された本堂は、入母屋造りの向排付きの建築で本堂正面に掲げられた山号額は、大本山永平寺丹羽官長揮毫のものである。
交通アクセス
バス
羽生市福祉バス「神鳥」バス停から徒歩2分
お車でお越しのお客様
東北自動車道「羽生IC」より車で6分