臨済宗相国寺派
本誓寺
ほんせいじ
- 宗派
- 臨済宗相国寺派
- 所在地
- 島根県出雲市斐川町神氷541
本誓寺の歴史
延命山 本誓寺は、出雲市斐川町の仏教山の麓に位置する禅宗寺院です。
全国に約100カ寺しかない臨済宗相国寺派の末寺の1つであり、金閣寺・銀閣寺を塔頭に持つ由緒ある宗派の一員として、地域の信仰とともに歩んでまいりました。
当寺は、慶安4年(1651年)、天珪悦和尚を勧請して開山されました。
創建当初は臨済宗興聖寺派に属しておりましたが、明治45年(1912年)に臨済宗相国寺派へと転派し、現在に至ります。
それ以前の伽藍については詳細不明ですが、一説には出雲大社上官の外護を受け、天台宗鰐淵寺の末庵のひとつであったとも伝えられています。
寛保3年(1718年)には、現在の境内よりさらに10メートル山の上に本堂があったとされます。
宝暦年間(1751年)には、桂山祖文和尚により無住の寺から再興されました。
また、慶応年間(1865〜1867年)には大火により本堂が焼失しましたが、四世・顕宗和尚によって現在の地に再建されました。
当寺は、長い歴史の中で幾多の困難を乗り越え、今日まで法灯を守り続けてまいりました。
これもひとえに、檀信徒の皆様方の温かいご支援とご協力の賜物であり、心より深く感謝申し上げます。
当寺では、施餓鬼供養、春の巡教、座禅会、岩屋薬師堂法要など、四季折々の行事を執り行っております。
これらの行事を通じて、皆様と心をひとつにし、仏縁を育みながら、共に歩んでまいりました。
今後も、仏さまとのご縁を深める場として、皆様にとって身近で心安らぐ寺院であり続けられるよう、精進してまいります。
交通アクセス
バス
高速バス「斐川インター」バス停より徒歩35分
車でお越しのお客様
JR西日本・山陰本線「直江駅」より車で8分