浄土宗
霊性院
れいしょういん
歴史
霊性院は寛永16年(1639年)湯島の霊山寺内に建立されました。江戸三大大火のひとつ、明暦の大火(1657年)で類焼し、その後浅草へと移転しました。そして元禄元年(1688年)に現在の地へと遷りました。
霊性院のご本尊は阿弥陀如来ですが、現在の地に移転直後の元禄2年(1689年)聖観音を安置した観音堂が建立され、当時、葛西三十三ヵ所観音参りのひとつに数えられていました。
関東大震災、東京大空襲と二度にわたり堂宇を焼失し、昭和31年に本堂、昭和39年には庫裏を再建しました。その後平成7年に庫裏を新築し、現在に至ります。
霊性院に祀られている子育厄除開運地蔵像は、正徳年間(1711年ごろ)に境内に井戸を掘削したときに現れたといわれるお地蔵様で、当時本所深川一帯に悪疫が蔓延し多くの命が失われましたが、このお地蔵様が現れてより悪疫も治まり、また祈願すればたちまち病気が快復するといわれ、今もなお地域の信仰を集めています。
交通アクセス
最寄駅
東武伊勢崎線『とうきょうスカイツリー駅』より徒歩13分
JR総武本線、JR総武線各停、東京メトロ半蔵門線『錦糸町駅』より徒歩14分
京成押上線、東京メトロ半蔵門線、都営浅草線、東部伊勢崎線『押上駅』より徒歩16分
バス
都営バス(都02)『太平一丁目』バス停より徒歩3分
都営バス(都02)『太平二丁目』バス停より徒歩4分
都営バス(草24)『横川橋』バス停より徒歩4分
お車でお越しのお客様
首都6号向島線『駒形出口』より8分