高野山真言宗
東漸寺
とうぜんじ
サブスクのお墓
- 宗派
- 高野山真言宗
- 所在地
- 神奈川県横浜市都筑区佐江戸町2240
東漸寺の歴史
東漸寺は奈良時代の天平13年(741年)、東大寺の大仏建立に尽力された行基が関東に布教に訪れた際、この場所に草庵を結び、文殊菩薩(文殊堂本尊)を謹刻し奉安されたことが開基とされます。
東海道の脇道、中原街道に接していることから近郷近在の人々の信仰を集め、江戸時代前期には頻繁に仏像の修復開眼が行われ、時の名僧「淨厳和尚」を招いて仏さまと縁を結ぶ「結縁灌頂」を厳修しています。江戸幕府から朱印地五石を賜り、杉山神社(東漸寺鎮守社)や山王社、稲荷社の別当職を兼ね、当時の領主であった竹尾公の墓所もあり隆盛を極めていました。
現本堂は、昭和40年代に建立された伝統的な木造建築で、向拝の彫刻は目を見張るものがあります。現在のご本尊は出世不動尊として信仰され、行基作の文殊菩薩は、智慧の文殊として学業成就や受験祈願の方などがお参りされます。
交通アクセス
最寄駅
JR横浜線「鴨居駅」より徒歩20分
横浜市営地下鉄「川和町駅」より徒歩25分
バス
東急田園都市線「市が尾駅」よりバス15分
東急バス「佐江戸」バス停より徒歩2分
お車でお越しのお客様
第三京浜「港北IC」、「都筑IC」より車で10分
東名高速「青葉IC」より車で15分