終活コラム

vol.155

終活で必要なこととは?知っておきたいあれこれ

埋葬料とは?請求が必要

終活で知っておきたいのが埋葬に関することです。意外と知られていないのが「埋葬料」というものです。

こちらの埋葬料は、亡くなった人が健康保険に加入していた場合に、支給されるものとなります。金額は、一律5万円となっています。これは、亡くなった人と生計を立てていて、埋葬を行った方に支給されることになります。しかし、知っておかなければならないのは、埋葬料は、請求手続きが必要であるということです。埋葬料は自動的に支給されるのではなく、請求手続きが必要であり、また時効がありますので、忘れないようにしておきましょう。時効は2年と定められています。

また、埋葬料の請求には、健康保険証や、請求書、そして葬儀費用の証明書、そして死亡診断書の提出が必要とされます。また、喪主の印鑑が必要となります。亡くなられた場合には、葬儀などで忙しく、埋葬料に関しては忘れてしまったり、手続きが遅れてしまうということは多いです。しかし、時効がありますので、注意をするようにしましょう。

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死後の保険の取り扱い、手続きとは?

お通夜が終わり、そしてお葬式が終わり、となると、バタバタしてしまいますが、ご家族が亡くなると、本当にいろんな手続きがあります。初めて行う手続きなので、どういった手続かわからない方も多いですが、死後の保険の取り扱い、手続きについても知っておきたいところです。 まず、国民年金に関してです。自営業などで年金を納めていた人がなくなった場合には、死亡一時金を受け取ることができます。これは、36か月以上支払っており、生前に年金を受け取ることができなかった場合に、支給されます。こちらは、請求期間は2年と定められています。 また、主に遺族に支給されるものとして、寡婦年金、そして、遺族基礎年金があります。これらも、年金を支払っており、夫が死亡した場合、もしくは高校生以下の子供がいる場合に支給されるものとなります。 次に、保険関係です。厚生年金保険に加入されていた場合には、遺族厚生年金が支給されることとなります。 また、国民健康保険に加入されていたという場合には、先ほどの埋葬料、家族埋葬費などが支給されることになります。 これらは、手続きが必要であり、また時効があります。忘れずに請求をすることが必要となります。また、健康保険証は必ず返却をしなければなりません。このため、返却と同時に手続きをするのがスムーズであるといえるでしょう。 また、亡くなった理由が業務上の事故であったという場合、この場合には、労災保険がおりることになります。 また、亡くなられた方が、生命保険に加入されていたという場合には、これらの申請が必要です。手続きに必要な書類などは、生命保険会社によって異なりますので、こちらの生命保険会社に問い合わせてみることが必要となります。

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終活を無事行うには!自分で手続するのと、業者に依頼をする方法

このように、家族が亡くなられた方には、請求するべきものなどもたくさんあり、手続きが非常に複雑となります。このため、事前に知っておくことが必要であるといえるでしょう。

それだけではなく、いざというときのために、相談をして、前もって準備をしておくというのも、一つの「終活」であるといえるでしょう。 しかし、家庭によって、いるものが違う場合もありますので、不明な点は前もって市役所に問い合わせをしておくことが必要です。市役所は土日休みということで、請求しなければならないときにお休みであることも多いです。このため、やはり事前に準備しておくのが良いといえます。

また、最近ではこういった一連の手続きをサポートしてくれる終活業者も増えており、費用は約5万円程度と、埋葬料で支払うことができる業者も多いです。もしも大変で手続きが煩雑であるというのであれば、業者に依頼するという方法もおすすめです。

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